
こんにちは、ゲーミングPC完全ナビ2.0のヨシハルです。
自作PCを使っていると、「Bluetoothって最初から入っていないの?」「後付けするならUSBと拡張カードのどっちがいいの?」と迷いますよね。イヤホンやマウス、ゲームコントローラーをワイヤレスで使いたいのに、方法がいくつかあってわかりにくいと感じる方も多いはずです。
この記事では、自作PCでBluetoothを使うための方法を、初心者さんにもわかりやすく順番にお伝えします。読むことで、あなたのPC環境に合った追加方法がわかり、購入前の確認ポイントや接続後の設定まで一緒に判断できるようになります。
- 自作PCでBluetoothを使う主な方法
- USBアダプタと拡張カードの違い
- 取り付け前に確認したい注意点
- Windowsでの接続設定とよくある失敗
自作pcのブルートゥースを追加する方法

まずは、どんな方法があるのかを先に見ていきましょう。結論から言うと、手軽さならUSBアダプタ、Wi-Fiも一緒に欲しいなら拡張カード、最初から内蔵したいなら対応マザーボードという考え方がわかりやすいです。
Bluetoothは何に使えるのか
Bluetoothは、近い距離で機器同士を無線接続するための通信機能です。Windows PCでは、マウス、キーボード、イヤホン、ヘッドセット、ゲームコントローラーなどの接続によく使われています。
つまり、自作PCにBluetoothがあれば、机まわりのケーブルを減らしやすくなるんですね。とくにゲーミング環境では、コントローラーやワイヤレスヘッドセットを使いたい方にとって便利です。わかりますよね、配線が少ないだけでもかなり快適です。
いちばん手軽なのはUSBアダプタ
もっとも導入しやすいのは、USB Bluetoothアダプタです。空いているUSBポートに挿して使うタイプで、「Bluetoothドングル」と呼ばれることもあります。
この方法の良さは、ケースを開けなくていいことです。自作PCにあまり慣れていない方でも始めやすく、後付けのハードルが低いのが魅力ですね。製品によってはドライバーの自動認識に対応していて、接続後にWindows側で設定するだけで使える場合もあります。
ただし、USBアダプタの多くはBluetooth専用です。Wi-Fiまでまとめて追加したい場合は別の製品が必要になることがあります。この点は購入前に見落としやすいので気をつけたいところです。USB型と内蔵型をさらに詳しく比較したい方は、デスクトップPCのBluetooth後付け方法と選び方も参考にしてみてください。
とにかく簡単にBluetoothだけ追加したいなら、まずUSBアダプタを候補にすると失敗しにくいです。
Wi-Fiも欲しいなら拡張カードが便利
自作PCを無線化したい方には、Wi-FiとBluetoothに対応したPCIe拡張カードが向いています。これはマザーボードのPCI Expressスロットに取り付けるタイプで、アンテナ付きの製品が多いです。
この方法のメリットは、1枚でWi-FiとBluetoothをまとめて追加しやすいことです。後から「やっぱり無線LANも欲しい」となりにくいので、配線をすっきりさせたい方には相性がいいかもしれませんね。
一方で、USBアダプタより取り付けの手間は増えます。ケースを開ける必要がありますし、製品によってはBluetooth機能のために内部USBヘッダ接続が必要です。ここが未接続だと、Wi-Fiは見えているのにBluetoothだけ認識しない、ということが起こりえます。
PCIeカードは挿すだけで終わるとは限りません。Bluetoothが使えないときは、内部USBケーブルの接続有無を先に確認してください。
M.2カードは対応環境を確認して選ぶ
M.2 Wi-Fi/Bluetoothカードを使う方法もあります。こちらは対応スロットに直接取り付ける方式で、見た目がすっきりしやすいのが特徴です。
ただし、M.2なら何でも使えるわけではない点が大事です。マザーボードの対応スロットを確認しないと取り付けできないことがあります。また、構成によってはグラフィックボードなどと物理的に干渉する場合もあるので、スペース確認も必要です。
そのため、M.2方式は「自作PCの構成をある程度把握している方」や「対応マザーボードを前提に組む方」に向いています。初心者さんなら、まずUSBかPCIeカードから考えるほうがわかりやすいかなと思います。
最初から内蔵マザーボードを選ぶ方法もある
これから自作PCを組むなら、Bluetooth内蔵マザーボードを選ぶ方法もあります。最近はWi-Fi搭載モデルの中にBluetooth機能も含まれている製品があり、後付けの手間を減らしやすいです。
この方法の良いところは、増設パーツを別で用意しなくていいことです。見た目もすっきりしやすいですし、スロットやUSBポートを節約できます。
ただ、すでにPCが完成している方には現実的ではないですよね。いま使っている自作PCにBluetoothを足したいなら、USBアダプタか拡張カードを選ぶ流れになります。
どの方法を選ぶべきか迷ったときの目安
迷ったら、次の考え方で選ぶと判断しやすいです。
| 方法 | 向いている人 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| USBアダプタ | すぐ使いたい人 | 挿すだけで導入しやすい | Wi-Fiは別で必要なことが多い |
| PCIe拡張カード | Wi-Fiも欲しい人 | 無線機能をまとめて追加しやすい | 内部USB接続やアンテナ設置が必要な場合あり |
| M.2カード | 対応環境がある人 | 構成をすっきりまとめやすい | スロット対応や干渉確認が必要 |
| 内蔵マザーボード | これから新規に組む人 | 後付け不要でまとまりやすい | 既存PCの後付けには不向き |
いま完成している自作PCにBluetoothだけ足したいなら、まずUSBアダプタから考えるのが自然です。
◆ヨシハルのワンポイントアドバイス
「イヤホンだけ使えれば十分」という方はUSBタイプで満足しやすいです。逆に、将来的にWi-Fiも使うかもと感じるなら、最初から拡張カードを選ぶほうが買い直しを避けやすいですよ。
自作pcでブルートゥースを使う設定と注意点

方法を決めたら、次は実際の使い方です。この章では、取り付け前の確認、Windowsでの設定、認識しないときの見直しポイントをまとめてお伝えします。購入してから困らないための大事な部分ですね。
購入前に確認したい3つのポイント
最初に見ておきたいのは、空きポートや空きスロット、マザーボードの対応状況です。これを確認するだけで、合わない製品を買ってしまう失敗をかなり減らせます。
USBアダプタなら空いているUSBポートがあるかを見ます。PCIeカードなら、使えるPCIeスロットがあるか確認してください。M.2カードなら、対応スロットの種類まで見る必要があります。
さらに、拡張カード系ではアンテナの設置スペースも意外と大切です。PCを壁ぎわに置いている方は、アンテナの向きが制限されることもあります。細かい点ですが、使い勝手に影響しやすいですよね。
WindowsでBluetoothを有効にする手順
機器を取り付けたあと、Windowsでは設定からBluetoothをオンにしてペアリングします。最近のWindowsでは、この流れが標準的です。
- 設定を開く
- 「Bluetoothとデバイス」を選ぶ
- Bluetoothをオンにする
- 「デバイスの追加」から接続したい機器を選ぶ
たとえばBluetoothイヤホンやコントローラーを接続する場合は、相手側をペアリングモードにしてから追加します。これは製品ごとに操作が少し違うので、機器の説明書も一緒に確認してください。Windowsのバージョン別の詳しい操作は、Microsoftサポート「WindowsでBluetoothデバイスをペアリングする」でも確認できます。
もしWindowsの設定画面にBluetooth項目が出てこない場合は、アダプタやカードが正しく認識されていない可能性があります。
Bluetoothが認識しないときの原因
「取り付けたのに出てこない」というのは、かなり気になりますよね。よくある原因はいくつかあります。
まずUSBアダプタでは、差し込み不良や相性、ドライバー未適用が考えられます。別のUSBポートに挿し直すだけで改善することもあります。
PCIeカードでは、先ほど触れた内部USBヘッダの未接続が代表的です。Wi-FiとBluetoothが別経路で動作する製品では、カード本体を挿しただけではBluetoothが有効にならないことがあります。
M.2カードでは、そもそもスロット対応が合っていないケースもあります。見た目が似ていても使えないことがあるので、この点は慎重に見たいですね。
Bluetoothが見えないときは、まず「物理接続」「ドライバー」「Windows側のオン設定」の順で確認すると進めやすいです。
ドライバーと製品仕様の確認も大切
Windowsが自動で認識する製品もありますが、すべてではありません。メーカーが提供するドライバーや説明書がある場合は、公式案内に沿って導入するのが安心です。
Bluetoothの項目が表示されない場合や接続が不安定な場合は、デバイスマネージャーからアダプタの状態を確認し、必要に応じてドライバーを更新します。Microsoftも、Bluetoothの問題があるときはドライバーの更新やPCメーカーが提供する最新版の確認を案内しています(出典:Microsoftサポート「WindowsのBluetoothの問題を解決する」)。
とくにBluetoothのバージョンや対応OSは、製品ごとの差が出やすい部分です。新しいWindows向けに作られているか、使いたい周辺機器との組み合わせで問題が出にくいかを確認しておくと安心感があります。
価格や販売状況、対応OSは変更される場合があります。正確な情報はメーカーや販売店の公式サイトをご確認ください。最終的な判断に迷う場合は、メーカー窓口へ相談するのもよい方法です。
イヤホンやコントローラー利用時の注意
Bluetoothの用途として多いのは、イヤホン、マウス、キーボード、コントローラーです。ここで気をつけたいのは、用途によって重視するポイントが少し変わることです。
マウスやキーボードなら、まず安定して接続できることが大切です。イヤホンやヘッドセットなら、接続のしやすさに加えて音声まわりの相性も見ておきたいところですね。ゲームコントローラーでは、Windowsでの認識方法やゲーム側の対応状況も関わってきます。
PCでコントローラーを使う場合は、Bluetoothだけでなく、専用のUSBレシーバーを利用する2.4GHz接続もあります。接続方式の違いや設定手順については、PCコントローラーのBluetoothと2.4GHz無線接続の選び方で詳しく解説しています。
つまり、単に「Bluetoothがあるか」だけでなく、何をつなぎたいのかまで考えて選ぶのが大事なんですね。
◆ヨシハルのワンポイントアドバイス
ゲーム用途なら、接続したいコントローラー名とWindows対応状況を先に見ておくと安心です。Bluetooth側に問題がなくても、ゲームや周辺機器の仕様で使い方が変わることがあります。
結局どれが失敗しにくいのか
失敗しにくさで言うと、やはりUSBアダプタが最初の一歩としてはわかりやすいです。ケースを開けずに試せますし、もし合わなければ別の選択肢へ移りやすいからです。
一方で、デスクトップPCを長く使う予定で、Wi-Fiもまとめて整えたいならPCIe拡張カードの満足度は高くなりやすいです。M.2カードは魅力的ですが、対応確認の手間まで含めて選ぶ必要があります。
そう思うと、選び方はシンプルです。簡単さを取るか、機能をまとめるか。ここを決めるだけでも、候補はかなり絞れますよ。
自作pcのブルートゥースに関するよくある質問
Q1. 自作PCにBluetoothは最初から付いていますか?
A. 付いていない場合があります。自作PCは選んだマザーボード次第なので、Bluetooth内蔵モデルでなければ後付けが必要です。確認したいときは、マザーボードの仕様欄を見るのが確実です。
Q2. いちばん簡単にBluetoothを追加する方法は何ですか?
A. もっとも簡単なのはUSB Bluetoothアダプタです。空きUSBポートに挿して使える製品が多く、ケースを開けなくて済みます。Bluetoothだけ必要な方に向いています。
Q3. PCIeのBluetoothカードで認識しないのはなぜですか?
A. 内部USBヘッダの接続不足が原因のことがあります。製品によっては、Bluetooth機能のためにカード本体とは別に内部USBケーブル接続が必要です。ドライバーやWindows設定もあわせて確認してください。
Q4. Wi-FiもBluetoothも使いたいなら何を選べばいいですか?
A. Wi-FiとBluetoothの両方が必要なら、PCIe拡張カードや対応M.2カードが便利です。1枚でまとめて追加しやすいからです。ただし、スロットの空きや対応状況は事前に確認しましょう。
Q5. Bluetooth接続の設定はWindowsのどこで行いますか?
A. Windowsでは「設定」から「Bluetoothとデバイス」を開いて行います。Bluetoothをオンにし、「デバイスの追加」からマウスやイヤホンなどをペアリングしてください。項目が表示されない場合は、機器の認識状態を見直す必要があります。
自作pcのブルートゥース選びで迷ったら
自作PCでBluetoothを使う方法は、主にUSBアダプタ、PCIe拡張カード、M.2カード、そしてBluetooth内蔵マザーボードの4つです。その中でも、後付けで考えるならUSBアダプタか拡張カードが中心になります。
手軽さを優先するならUSBアダプタ、Wi-Fiもまとめて追加したいならPCIe拡張カードが向いています。M.2カードは対応確認が必要なので、構成をしっかり把握している方向けです。
そして大切なのは、買う前に「何をつなぎたいか」「空きポートやスロットはあるか」「内部USB接続が必要か」を確認することです。ここを押さえるだけで、かなり失敗しにくくなります。
きっとあなたに合う方法は見つかります。迷ったときは、まずBluetoothだけ必要なのか、それともWi-Fiも必要なのかを基準に選んでみてください。一緒に、使いやすい自作PC環境を整えていきましょう。