
こんにちは、ゲーミングPC完全ナビ2.0のヨシハルです。
MirrativをPCから配信したいと思っても、「スマホだけじゃないの?」「OBSって必要?」「設定が難しそう」と不安になりますよね。Mirrativはスマホ配信の印象が強いため、パソコンから始めようとすると少し戸惑いやすいんです。
しかし実際は、Mirrativ公式サイトで配信用のURLとキーを取得し、OBS Studioに設定する流れがわかれば、PC配信はそこまで複雑ではありません。この記事では、初めての方でも迷いにくいように、準備からOBS設定、スマホゲームを映す方法、うまく配信できないときの見直しポイントまで一緒に確認していきます。
- mirrativ pc配信の基本的な仕組み
- PCで配信を始める具体的な手順
- OBSのおすすめ設定と注意点
- 配信できないときの確認ポイント
mirrativpc配信の基本と始め方

まずは、MirrativのPC配信がどのような仕組みなのかと、実際に始めるまでの全体像を見ていきます。最初に流れをつかんでおくと、途中で「次は何をすればよいのだろう」と迷いにくくなりますよ。
MirrativのPC配信とは
MirrativのPC配信とは、OBSなどの配信ソフトを使い、パソコンから映像と音声をMirrativへ送信する方法です。一般的には、MirrativのWebサイトにログインして配信に必要なOBS用URLとキーを取得し、それをOBS Studioに入力して配信します。
Mirrativ公式でも、PCからOBSなどのツールを使用した配信が可能と案内されています(出典:Mirrativ公式「パートナー事務所様募集中」)。PC配信を始めたい場合は、まず「OBSを使って映像と音声を送信する」と考えると仕組みを理解しやすいでしょう。
スマホだけで配信する場合と違って、PC配信では画面レイアウトを整えたり、マイク音量を細かく調整したりしやすいのが魅力です。ゲーム実況だけでなく、作業配信や雑談配信にも活用できます。
PC配信に必要なもの
最低限必要なのは、Mirrativのアカウント、パソコン、OBS Studio、安定したインターネット回線です。これに加えて、配信内容によってはマイクやミラーリングソフトなどを用意します。
| 必要なもの | 役割 | 補足 |
|---|---|---|
| Mirrativアカウント | 配信準備と開始に必要 | Web版で利用できる方法を使ってログインします |
| パソコン | 配信操作と映像処理 | 性能が不足すると映像がカクつく場合があります |
| OBS Studio | 映像と音声をMirrativへ送信 | PC配信の中心となるソフトです |
| ネット回線 | 映像と音声をアップロード | 可能なら有線LANを利用すると安定しやすくなります |
| マイク | 配信に自分の声を入れる | 最初はヘッドセットのマイクでも構いません |
| ミラーリング環境 | スマホ画面をPCに表示 | スマホゲームをPC経由で配信するときに使用します |
特に見落としやすいのが、スマホゲームをPC経由で配信する場合は、スマホ画面をPCに映す仕組みが必要という点です。PCゲームを直接取り込む場合とは、必要な準備が異なります。
OBSとゲームを同時に動かしたときの負荷が心配な方は、当サイトの「VTuber配信に必要なPCスペックの目安」も参考にしてください。一般的なゲーム配信にも応用できるCPU・GPU・メモリの考え方を解説しています。
mirrativpc配信の手順
MirrativのPC配信は、Mirrativで配信情報を準備し、その情報をOBSへ入力する流れで進めます。
- Mirrativ公式サイトへPCからアクセスしてログインする
- 「配信する」から配信準備画面を開く
- 配信タイトルやゲームなどの必要項目を設定する
- OBS用URLとキーを確認する
- OBS Studioの「設定」から配信先情報を入力する
- OBSへゲーム画面やマイクなどのソースを追加する
- 映像と音声を確認してOBSから送信を開始する
- Mirrativ側の画面に開始操作が表示された場合は、その案内に従う
ポイントは、OBSから映像を送信する操作と、Mirrativ側の配信開始操作が別になっている場合があることです。OBSで「配信開始」を押しただけでは公開されないときは、Mirrativ側の画面も確認してください。
MirrativのPC配信では、OBS用URLとキーの確認が出発点です。最初にこの2つを正しく取得すると、その後の設定をスムーズに進められます。
Mirrativ側の設定で確認する場所
MirrativへPCブラウザからログインしたら、「配信する」などの配信準備画面へ進みます。画面の名称や配置は、サービスの更新によって変わる場合があります。
ここで確認するのは、主にOBS用URLとキーです。OBS用URLは映像の送信先、キーは自分の配信を識別するための情報として使用します。
キーが第三者に知られると、意図しない配信に利用されるおそれがあります。スクリーンショットや配信画面に表示したり、SNSへ投稿したりしないように注意してください。
以前取得した情報で接続できない場合は、Mirrativの配信準備画面を開き直して、現在表示されているURLとキーをOBSへ入力し直しましょう。
OBSに入力する設定項目
OBS Studioを起動したら、「設定」から「配信」を開きます。サービスの一覧にMirrativが表示されない場合は、「カスタム」またはカスタム配信サーバーに該当する項目を選択してください。
- 「サーバー」にMirrativのOBS用URLを入力する
- 「ストリームキー」にMirrativで表示されたキーを入力する
- 入力内容を確認して「適用」または「OK」を押す
続いて、OBSの「ソース」へ配信したい映像を追加します。PCゲームなら「ゲームキャプチャ」、特定のアプリなら「ウィンドウキャプチャ」、デスクトップ全体なら「画面キャプチャ」が基本です。
声を入れる場合は、OBSの音声ミキサーを確認してください。話したときにマイクのメーターが動いていれば、OBSへ音声が入力されています。ゲーム音についても、実際に音を再生してデスクトップ音声のメーターが動くか確認しましょう。
◆ヨシハルのワンポイントアドバイス
初回から長時間の本番配信をするのではなく、まずは5分程度のテストを行いましょう。映像、マイク、ゲーム音、BGMのバランスを確認しておくと、配信後の失敗を減らせますよ。
OBS公式のクイックスタートガイドでも、最初の配信前に数分間のテストを行い、問題がないか確認することが強く推奨されています(出典:OBS Project「Quick Start Guide」)。
スマホゲームをPCから配信する方法
スマホゲームをMirrativでPC配信したい場合は、スマホ画面をPCへ表示し、その映像をOBSに取り込む流れになります。ここがPCゲーム配信との大きな違いです。
基本的な流れは次のとおりです。
- スマホ画面をミラーリング機能や対応ソフトでPCへ表示する
- OBSの「ソース」にウィンドウキャプチャを追加する
- 取り込み対象としてミラーリング画面を選択する
- OBSのプレビューで映像サイズと位置を整える
- ゲーム音とマイク音が入っているか確認する
iPhoneの画面を映す具体的な方法については、「iPhoneのPCミラーリングを行う方法」で、MacとWindowsに分けて詳しく解説しています。
ただし、ミラーリング方法によって遅延や安定性は異なります。音ズレが発生することもあるため、最初は負荷の軽い設定で確認しましょう。特にアクションゲームや音楽ゲームでは、操作画面の遅延がプレイに影響する場合があります。
スマホゲームの映像をPCへ表示する方法は、使用する端末、OS、接続方法によって異なります。また、映像は表示できてもゲーム音を取り込めない場合があるため、配信前に映像と音声を別々に確認してください。
mirrativpc配信で失敗しない設定と対処法

ここからは、実際の配信品質に関わるOBS設定と、配信できないときの見直しポイントを解説します。設定を一つずつ確認すると、原因を切り分けやすくなります。
OBSのおすすめ設定
OBSには、使用するPCと回線の状態に合わせて設定を調整する「自動構成ウィザード」が用意されています。初めてOBSを使う方は、まず自動構成ウィザードを実行し、その後にMirrativ向けの設定を調整するとわかりやすいでしょう。
初心者が最初に試しやすい設定例は、次のとおりです。
| 項目 | 最初に試す設定例 | 調整方法 |
|---|---|---|
| 出力解像度 | 640×360~1280×720 | 不安定なら解像度を下げます |
| FPS | 30fps | 動きより安定性を優先する設定です |
| 映像ビットレート | 500~1000Kbps前後 | 映像が止まる場合は少しずつ下げます |
| 音声ビットレート | 64~128Kbps前後 | まずは聞き取りやすさを確認します |
| キーフレーム間隔 | Mirrativ側の案内を優先 | 指定がある場合はその数値に合わせます |
上記はあくまで配信を始めるための設定例です。Mirrativの配信準備画面に画質やビットレートの指定が表示された場合は、必ずその案内を優先してください。
最初は高画質を狙うより、止まらずに視聴できる設定を優先するのがコツです。
ブラウザとPC環境の注意点
Mirrativの配信準備画面が正常に表示されない場合は、ブラウザの更新、キャッシュの削除、拡張機能の一時停止などを試してください。別の主要ブラウザで開き直すことで改善する場合もあります。
また、PC側で多くのソフトを同時に開いていると、OBSの動作が重くなることがあります。ゲーム、ブラウザ、チャット、録画、BGMソフトをすべて動かすと、CPUやメモリの使用率が高くなりやすいからです。
配信が不安定な場合は、不要なアプリやブラウザのタブを閉じて、OBSと配信に必要なソフトだけで試してください。可能ならWi-Fiではなく、有線LANで接続すると通信を安定させやすくなります。
配信が始まらないときの確認項目
設定を終えても配信できないときは、OBS用URL、キー、開始手順、通信状態の順に確認しましょう。
- Mirrativで現在表示されているOBS用URLを入力しているか
- キーを正しくコピーできているか
- OBSのサービス設定で「カスタム」を選択しているか
- URLやキーの前後に余分な空白が入っていないか
- OBS側で「配信開始」を押しているか
- Mirrativ側に追加の開始操作が表示されていないか
- セキュリティソフトやファイアウォールがOBSの通信を遮断していないか
- インターネット回線が不安定になっていないか
特にキーは、コピー時に一部が欠けたり、以前取得した情報を使用したりしやすい部分です。見た目だけでは違いがわかりにくいため、Mirrativの画面からもう一度コピーして貼り直すと改善することがあります。
配信できないときは設定を一度に変更せず、OBS用URLとキーの再入力、OBSの配信先確認、Mirrativ側の開始操作、通信状態の順で確認すると原因を絞りやすくなります。
映像や音声がうまく出ない原因
配信自体は始まっているのに、映像が真っ黒だったり、声が入らなかったりする場合は、配信先よりもOBS内のソースと音声デバイスを確認しましょう。
| 症状 | 考えられる原因 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| 映像が真っ黒 | 取り込むゲームや画面の選択ミス | OBSのゲームキャプチャ・ウィンドウキャプチャ |
| 別の画面が映る | モニターの選択ミス | 画面キャプチャのプロパティ |
| 自分の声が入らない | マイクの選択ミスやミュート | 音声ミキサーとOBSの音声設定 |
| ゲーム音が入らない | デスクトップ音声の設定ミス | OBSの音声設定とWindowsの出力先 |
| スマホ映像だけ無音 | ミラーリングで音声が転送されていない | ミラーリング側の音声出力設定 |
複数モニターを使っている場合は、画面キャプチャで別のディスプレイを選択していないか確認してください。また、ゲームによってはゲームキャプチャで映らず、ウィンドウキャプチャや画面キャプチャへ変更すると映る場合があります。
ヘッドセットやUSBマイクを抜き差しした後は、OBSが別の入力機器を選択することがあります。OBSの音声ミキサーでメーターが動くか確認し、動かない場合は「設定」から入力デバイスを選び直しましょう。
配信がカクつくときの対処法
映像がカクつく場合は、PCの処理負荷と回線のどちらに原因があるかを切り分けます。OBSの「統計」を開くと、エンコードの遅延やネットワークによるフレーム損失を確認できます。
- CPUやGPUの使用率が高い場合はゲームの画質設定を下げる
- 出力解像度を720pから480pや360pへ下げる
- 60fpsを使用している場合は30fpsへ変更する
- 映像ビットレートを少しずつ下げる
- OBSで同時録画している場合は一度停止する
- Wi-Fi接続の場合は有線LANへ切り替える
- クラウド同期や大容量ダウンロードを停止する
設定を変更したら、その都度短時間のテストを行ってください。複数の項目を一度に変えると、どの設定が改善につながったのかわからなくなります。
高画質にしたいときの考え方
高画質配信を目指す場合も、いきなりすべての設定を上げるのではなく、解像度、FPS、ビットレートを一項目ずつ調整するのが安全です。
たとえば最初は720p・30fpsで安定して配信できるかを確認し、その後に映像ビットレートを少しだけ上げます。問題が起きたら直前の設定へ戻すことで、安定して配信できる上限を見つけやすくなります。
視聴者にとっては、非常に高精細でも頻繁に止まる配信より、安定して視聴できて声が聞き取りやすい配信の方が快適です。最初の目標は、映像と音声を安定して最後まで届けることに置きましょう。
◆ヨシハルのワンポイントアドバイス
画質を上げるときは、解像度、FPS、ビットレートを一度に変更しないのがコツです。一項目ずつ変更すれば、不安定になった原因を特定しやすくなりますよ。
mirrativ pc配信に関するよくある質問
Q1. MirrativのPC配信にOBSは必要ですか?
A. PCから映像と音声を送信する場合は、OBS Studioなどの配信ツールを使用します。Mirrativで表示されたOBS用URLとキーをOBSへ設定するのが基本的な流れです。
Q2. スマホゲームもMirrativでPC配信できますか?
A. スマホ画面をPCへミラーリングし、その映像をOBSへ取り込める環境であれば配信できます。ただし、端末や接続方法によってはゲーム音を別途設定する必要があります。
Q3. Mirrativで配信開始できないときは何を見直せばよいですか?
A. まずはOBS用URLとキーを入力し直し、OBSの配信先が「カスタム」になっているか確認してください。続いて、OBS側の配信開始、Mirrativ側の開始操作、回線状態の順に確認します。
Q4. 初心者向けのOBS設定はありますか?
A. 最初は出力解像度640×360~1280×720、30fps、映像ビットレート500~1000Kbps前後を目安に試す方法があります。ただし、Mirrativの画面に指定が表示された場合は、その内容を優先してください。
Q5. OBSでは映っているのにMirrativで配信されないのはなぜですか?
A. OBSのプレビューに映像が表示されているだけでは、Mirrativへの送信は始まりません。OBSで「配信開始」を押し、必要に応じてMirrativ側でも開始操作を行ってください。URLやキーの入力ミスにも注意が必要です。
mirrativpc配信のまとめ
mirrativ pc配信は難しそうに見えますが、基本的な流れは複雑ではありません。MirrativへPCからログインし、OBS用URLとキーを取得して、OBS Studioへ設定するのが基本です。
OBSでは、ゲームキャプチャやウィンドウキャプチャで映像を追加し、音声ミキサーでマイクとゲーム音を確認します。初回は短時間のテストを行い、映像、声、ゲーム音が正しく届いているかを確認しましょう。
スマホゲームを配信する場合は、スマホ画面をPCへ表示するミラーリング環境も必要です。映像だけでなく音声も転送できているか、必ず配信前に確認してください。
配信できないときは、OBS用URLとキー、OBSの配信先、Mirrativ側の開始操作、映像・音声ソース、通信状態の順に見直すと原因を絞りやすくなります。
また、配信画面の仕様、ログイン方法、利用できる設定は今後変更される可能性があります。実際に配信するときは、Mirrativの配信準備画面に表示される最新の案内を確認してください。